宿番号:342831
日々勉強
更新 : 2009/8/7 17:05
フロント山崎です。
さて、昨日から清水みなと祭りが始まりました。
ホテルの前の道路で総踊りがありますので、私は毎年仕事をしながら見てます。
ただホテルの前はちょうど折り返し地点なので若干盛り上がりには欠けますが…
でも昨日のお客様もお酒が入っていたのもあると思いますが、
「楽しかったよ〜」と踊りながら帰ってこられました!
今日もなんとか天気がもってくれればいいですが…
ところで、先日私達ホテルのスタッフが
外国人のお客様のおもてなしセミナーというのを受けたのですが、
その時に日本人は自分達の歴史をよく知らない、という話があり、
最近私はそれを身を持って経験いたしました…
清水港にはたまに外国の船が停泊し、船員さん達が自由時間に清水を観光する様です。
この前はトルコの船が来たらしく、トルコ人の方が何人かホテルに来ました。
ホテルにはいろいろな国の方が来ますが、
トルコの方はとてもニコニコしてやさしい印象を受けました。
その中の一人は船員として何度も日本に来た事があると言い、
「私は日本が大好きです。日本人はみんなとてもいい人です。」とおっしゃっていました。
その後「トルコの船が日本で沈没した事件を知っていますか?」という様な事を聞かれ、
「知りません。」と答えるとその説明をしてくれたのですが、
なまりのある英語という事もあり、全てを理解する事ができませんでした。
後で調べたら、1890年に和歌山の串本沖でトルコ軍の軍艦"エルトゥールル号"が沈没したとき
地元住民が生存者69人を救助。
この件が元でトルコには親日家が多い、との事です。
多分ほとんどの日本人はこの事を知らないと思いますが、
トルコの方々にとってはとても大きな事の様です。
なんだかとても真面目なブログになりましたが、
最近外国のお客様が増え、私自身がとても勉強になる事が多く、
今回の事はなぜかずっと心に残っていたので書いてみました。