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愛情から生まれた名産品。白石温麺は優しい味わい。
更新 : 2021/7/23 22:44
宮城県の南部に
白石市という町がございまして
そこは「白石温麺」という名産品で
知られています。
白石温麺はそうめんよりも
若干太くサッパリした味わいで
スルスルとぐいぐい食べれてしまうので
ついつい箸が進んでしまうのです。
ところで
この白石温麺の誕生には
その名の通り
心温まるエピソードがあるんですね。
時は戦国時代。
白石の城下町にいた
大畑屋の味右衛門は
病弱な父のために
胃にやさしい食べ物を探していました。
ある日旅の僧侶から
油で揚げない麺が作れるということを聞き、
味右衛門はさっそく
ノンフライ麺の製作に取り掛かりました。
苦心してできた麺を食べた父は
みるみる元気を取り戻し、
想像以上の出来に評判を呼び
時の藩主・片倉小十郎へ献上されることに。
その麺の製造秘話に感銘を受けた小十郎は
味右衛門の温かい心が作った麺、ということで
「白石温麺」と名付けました。
その心意気を受け継いでるから
白石温麺はさっぱりしていて
優しい味わいになっているんですね。
そんな味右衛門の残した温かい心意気
白石市にはいくつか本格店がございますので
お立ち寄る際は食べてみてはいかがでしょうか^^
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