冬の寒さが本格的になってまいりました。
明日12月21日は冬至。一年で最も昼間が短くなるこの日は、太陽の力が復活する日とされています。これから少しずつ日が長くなることを想像すると、心も温かくなりますね。

冬至といえば柚子湯の風習が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。松風苑でも明日は特別に、大浴場にて柚子湯をご用意いたします。

柚子湯には、血行を促進して冷え性を緩和し、体を芯から温めることで風邪の予防の効果が期待できます。また、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果もあり、肌がつるつるになると評判です。

当苑の泉質は、pH9.5という極めて高いアルカリ性温泉であるため、“お湯の肌触りがなめらか”で、日本でも稀有な『美肌の湯』として知られています。この相乗効果で、肌がさらにつるつるになることも期待できます！

柚子湯の起源は江戸時代にまでさかのぼると言われています。当時、銭湯で始まったこの風習が、今もこうして私たちの暮らしに息づいていることに感慨深さを感じます。

この冬至の日をきっかけに、日々の疲れを癒し、これから迎える新しい年に向けて心身をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。