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源泉かけ流しの宿 湖泉荘のお知らせ・ブログ
善光寺街道『青柳宿』・『切通し』
更新 : 2013/11/2 4:28
北国脇往還(善光寺街道)は、北国街道の脇道という意味で、北国西街道とも言われました。
中山道の洗馬宿で分かれて、郷原・村井・松本・岡田・刈谷原・会田・青柳・麻績宿を経て猿が馬場峠を越えて更級郡の稲荷山宿を過ぎ、篠ノ井追分で北國街道に合流し丹波島から善光寺に至る、全長二十里(約80km)に及ぶ街道でした。
青柳宿の総長は五丁二八間(600m)あり、宿の入り口桜清水の橋を渡り、下町中町と続き、鉤(かぎ)の手に折れて横町があります。
青柳のはずれ、麻績への経路に、岩山を切り開いた切通し二ヶ所があります。
「大切通し」道幅3.3m 長さ26m 高さ6m余で、天正8年(1580年)青柳伊勢守頼長が切り開き、その後更に3回の普請が行われました。岩山の右壁面上部に、その碑文が彫られています。
※写真は、青柳宿方向から『大切通し』を経て、麻績へ
場所:東筑摩郡筑北村坂北
交通:長野自動車道 麻績IC下車、国道403号線を南下 約30分
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