おこしやす！

ＧＷも今日が最後ですね。
みなさんはどのような休日を過ごされましたか？
京都には沢山観光客の方がお越しになり、
私どもも大忙しの日々でした。

今回は太閤秀吉公が眠る豊国廟をご紹介致します。
場所は京都市東山区。東山三十六峰の一つ、阿弥陀ヶ峯にあります。秀吉公が１５９８年に伏見桃山城で亡くなった際、遺言により葬られたのがここ阿弥陀ヶ峯。豊臣家滅亡後は破壊され長い間打ち捨てられていたのですが、明治３１年に秀吉公の３００年忌に廟が再建されたそうです。

東山七条のバス停から通称；女坂を登り、京都女子学園を過ぎた突き当たりの鳥居をくぐると、とても広い敷地がありました。しめ縄が施された拝殿があるので、ここか！と思いきや、まだ奥に薄暗い階段が見えています・・・。
そうです。ここからが始まりだったのです。

ここで、登拝券（大人５０円）を求め、真直ぐ伸びた階段を調子よく登り始めました。何年か前、ＮＨＫの大河ドラマ「秀吉」のオープニングシーンに使われた階段だということなので、真似をして駆け上がってみましたが、普段の運動不足が崇りすぐにギブアップ！ゴールを目指してのんびり上ることにしました・・・。

何かでここの階段は５６３段と書いてあったので、意気込んで数えてみたら、何処で間違えたか５２３段までしか数えられませんでした。とにかく５００段以上です。階段を上るのと一段ずつ数えるのに必死で、見ようと思っていた新日吉神社を見逃していまいました。

秀吉公の墓所で観光地ではありませんので、行きかう人も殆ど無くひっそりとした所ですが、秀吉公を偲び歴史に思いを馳せる絶好の場所でした。歴史好きの方、体力に自信のある方は是非一度訪ねてみてはいかがですか？

（ロビー係　野上）