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先日取材に来られた日本の天体写真と星空解説の第一人者、藤井旭さんの記事が、雑誌「天文ガイド」３月号に掲載されました。

カラーグラビア写真５枚で、くわしくレポートしていただきました。良かったら書店で手にとって見てくださいね。


・・・・・・・・・・・・・・・・以下　記事の抜粋です・・・・・・・・・・・・・・・・・

天文台といっても、一戸建て風のしゃれたホテルや結婚式場として知られる「オーベルジュ・森のアトリエ」に隣接する民間の天文台で、主力機はなんと口径８２cm反射というのですから、並みのものじゃありません。オーナーはむろん星好き宮本孝志さんです。
　 「ここ満天の星空の美しさに感動して、宿を開いたのが、あのハレー彗星騒動の真っ最中の１９８６年のことでした。そしてさらに、こんなすばらしい星空はもっと多くの人に楽しんでもらわなくちゃとの思いから、１７年前に天文台をオープンさせました・・・」
　 夕食後はドームに昇って観望会です。が、８２cmで木星をのぞいたり、１４cm大型双眼鏡で観望をしてしまったのですから、星仲間どうしのいささかマニアックな会話もいつになく大にぎやか。宮本さんの解説もそっちのけのありさまです。そりゃそうでしょうよ。ペンションご自慢の本格的フランス料理とワインのカンパイを繰り返したあとですもんねえ。
「もし、もし。天文ファンの皆さん、私の解説を全然聞いていませんね・・・」
　ニコニコ顔の宮本さんからやんわりそういわれて気付きました。
「あ、そうだ一般のお客さんも一緒だった・・・」
　やっと静まって宮本さんの解説に耳を傾けると、そのソフトな語り口にユーモアあふれる星空ガイドぶりは、星の大ベテランオーナー宮本さんならではの味わい深さです。
　ウーム、なるほど家族連れ、女性客の皆さんにウケルわけだ・・・」と感じ入ってしまったのでした。
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