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ホテル三河 海陽閣のお知らせ・ブログ
七月は戦国の東三河発祥!轟音と火柱の伝承文化を!
更新 : 2011/5/31 10:34
古くは戦国時代までさかのぼる東三河伝統の手筒花火が連発!
7月中に三谷町内だけで
10日(日)・・・三谷温泉近くの若宮公園
16日(土)・・・三谷駅西の三谷小学校
17日(日)・・・三谷魚市場の東側
23日(土)・・・三谷魚市場の西側
と、4回も開催されます。
いずれも地元の地区の祭りの催しとして行われ、とても近い距離からご覧いただけるのが何よりの魅力ですね。
30年以上見てきた、私が一番おすすめするのは
7月23日(土)の三谷魚市場での花火。
地元の若者が手筒を抱える勇姿は必見!
手筒花火の合間には、人が抱えきれない程の大きさの手筒花火、地元では「やぐら」とも呼ばれておりますが、その名の通り木製の台に固定して着火するもので、人が抱える手筒花火よりもさらに強烈な火柱と轟音がお楽しみいただけます。
火柱が立ち登る音でも「何か違うな?」と、中には最後の「ハネ」の音の大きさを予測してか耳をふさぐ人もいるほど。ちびっ子の耳をふさいでいる親御さんのすがたもチラホラ。
他にも打上げ花火や乱玉
そして
私の一番好きな「金魚花火」!
けっこう前に大塚愛さんの曲にもありましたね?歌詞とはあまり関係なさそうですが・・・
実はこの金魚花火も三河独特の花火なんです!
小さな舟上から点火された金魚花火が海に放り投げ入れられ、火花の推進力で、ゆらゆらと火花を上げながら海面をすすんで行きます。
はじめは一つだった花火が、次第にバラバラになりいろんな色の火花を上げながらすすんでいくさまはまさに「金魚」ですね。
そして最後はパンっとハジケてしまいます。
けっこう近くの方に投げてくれるので、最後にハジケるときに海水も飛んで掛かるほど。
この花火は本当におもしろいです。幻想的でかつ金魚と言う名から、最後の一匹?が終わってしまうと、少しせつないです。見れば本当にそう感じますよ?
また、少し前までは、一番若い衆の乗ったオンボロ舟が、お約束のように「転覆」して笑いをとっていましたが、今では安全面?を考慮してか見られなくなりました。
・・・さて・・・これだけ語ってしまいましたが、
当館では送迎等も対応させて頂きますので、お気軽にお問合せくださいね。
でおしまいにします。