今年も札幌の冬は、優しくはなさそうですが気軽な感じで楽しみたい。
そんな事を思っていても、観光名所やススキノ内の飲食店は時間によっては行列。
私は、夜遅い時間でないと気になる飲食店は勿論、馴染みのお店に行く事ができず仕事が終わった解放感を食べたい物やお酒で高めリラックスする事が難しくなってきている。

そして、今日も気軽に好きなものをと思って雪の積もる道を人混みに気を使いながら立ち寄ったビル。

きっとススキノで遊んだり飲みに行ったりした方なら知っているビル。
１階には回転寿司屋さんや楽しく飲めるお店、昔よくお世話になった定食屋さん。
昔はたこ焼き屋さんもあった気がする。

気軽さは第一条件ではあるけど、少し良いものを少し味わいたいと思い、立喰い処 ちょこっと寿しに行く。

入口の看板に本日のおすすめは“平目”の案内。
当然、注文の一品目はこれで決まるのは私だけではないはず。
店内は９名程度のカウンターのみであり、すでにお寿司やお酒とアテで楽しんでいる方もいる。

雰囲気的には観光地ススキノにあるが、本格的なお寿司屋さんと変わらない。
又、回転寿司のようにTHE北海道的なネタで構成されておらず、基本のネタへのこだわりも感じられる。
お寿司は少し小ぶりであるが、一品目の平目から最後のマグロまで数貫のすべてのネタの寝かし方が最高であった。
勿論、個人的な感覚ではあるが、口に入れた瞬間にそれぞれのネタの風味と口に甘えてくる柔らかさに感動した。

お店で座るお寿司屋さんと立ち食いは違うと思うが、本格な味を楽しめるのには関係ない。
お腹いっぱいになるのも良いが、心と感覚が満たされるのも食事の魅力の一つ。

北海道と言えば、海鮮グルメではありますが色々なスタイルで楽しめるのもススキノの魅力であり、私の性格上、限られた時間と胃袋は少しずつ色んな経験・体験と味で満たしたいので立ち食い寿司はうれしい。

また気軽に満足しにいこうと思います。

お寿司の原点である立ち食い寿司。
おススメのネタである平目はおひとり様２貫迄であるが、美味しすぎて追加したくなる。
この平目だけで、次のネタを何にするか期待が高まるのはこのお店のすごさ。

サーモン。
言わずと知れた人気ネタでありますが、よくある魚の脂の濃さでサーモンを感じるのではなく程よい脂の美味しさとこれも口の中で甘えてくる感覚で楽しめた。

全国の地酒に加え、お食事に合わせた様々なお酒もあるとの事。
北海道の季節限定の地酒らしきものが黒板メニューにあり、お寿司を美味しくするの間違いないと思う。私は北海道らしくハスカップサワーでお寿司を楽しみましたが、こちらも良い味わいでありました。