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祝!無形文化遺産に登録!石州半紙は島根で作られます
更新 : 2014/11/28 16:28
和紙の手すき技術が無形文化遺産に登録されました。
どのチャンネルでもニュースで大きく取り上げられていますね。
今回登録されたのは「石州半紙」に岐阜県「本美濃紙」埼玉県の
「細川紙」の3種類です。
実は「石州半紙」は一足早く2009年に無形文化遺産に登録されて
います。
本美濃紙がそれに続いて登録しようとしたら「石州半紙似ている」
ということで登録ならず、となってしまいました。
同じ手すき和紙でも「石州半紙」と「本美濃紙」は別物。
それぞれの良さがあるのですから「本美濃紙」も価値が認められるべき
ですよね。
しかし、登録数が増えるにつれて同じ分野の単独登録が難しくなって
いるそう。
そこで、すでに登録されていた「石州半紙」の手すき和紙技術の
範囲を広げて3種類一緒に登録する方向へ進み、今回それが叶った
そうです。
和食に続く無形文化遺産登録。
古きよき日本文化が見直され世界に認められるって嬉しいですね
(*^_^*)
石州半紙(せきしゅうばんし)は、島根県の西部、石見地方で製造される
和紙のことです。
島根県は東西に長いので、同じ県内といえど人柄も文化も東西で全く
違うんですよ!
西部の人はカラっと明るい雰囲気。
出雲人は奥ゆかしいというか、内気。
県庁所在地・松江と出雲大社は東部「雲州」に入ります。
西部は「石見地方」という地名なので「石州」と呼びます。
石州半紙はとても強い紙質で、昔から障子紙や書画用紙に使われて
きました。
書道具ともなれば高級品だそうですが、お土産なら一筆箋やメモや
ハガキが手頃に購入できます。
石州半紙のハガキで旅先からお便りを出す、なんていうのも旅人気分を
味わえてなかなかいいですよ〜。
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