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『二十四節気』って知ってますか?
更新 : 2015/11/11 20:36
ハイサ〜イ!
少し前の話しになりますが・・・。
去る11月8日は『立冬』でした。
沖縄は、まだまだ半袖で過ごすことができますが、暦の上ではもう冬なんですねぇ〜。
この『立冬』は、『二十四節気(にじゅうしせっき)』のひとつで、季節をより具体的に表すための暦上の言葉です。
今日はこの『二十四節気』について少しお話してみたいと思います。
『二十四節気』は、一年間を24等分して、それぞれにその時々の季節を表す言葉を割り振ったもので、よく耳にするものでは、春の『立春』、夏の『夏至』、秋の『秋分』などがあります。
日本は元々、古代中国で生まれた暦(太陰暦:現在の旧暦)を使っていましたが、この暦は月の満ち欠けを基準として作成されていたため、太陽の動きや高さなどに左右される実際の季節・気候とのズレがあり、農耕などを行う際には不便でした。
このズレを修正するために考え出されたのが『二十四節気』です。
『二十四節気』の名付け方を見ると、大きく@昼夜の時間の長短により区分したもの(「春分」「冬至」など)、A気温・気候を表すもの(「小暑」「大寒」など)、B物候・農事を表すもの(「啓蟄」「芒種」など)に分かれているのがわかります。
特にBの物候・農事を表す言葉には、「なるほど」とうなずいてしまうものが多く、太古の昔の生活がいかに自然と密着したものであったか、歴史ロマンのようなものに思いを馳せてしまいます。
地球温暖化などの影響で、『二十四節気』は、必ずしも現代の生活にそのまま当てはまるものではなくなってしまいましたが、時にはその本来の意味を思い起こし、自分の生活を見つめなおしたり、あるいは来る季節に備えるなど、より自然な生活を心がけてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、『立冬』の次は『小雪』であり、今年は11月23日がそれに当たっています。
さすがに沖縄で雪が降ることはないでしょうが、少しずつ寒くなってきているのは確かなので、皆さん、風邪など引かぬよう、健康管理には十分に気をつけましょうね。
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