宿番号:346103
源泉かけ流しの宿 湯村ホテルのお知らせ・ブログ
明野の葡萄畑 垣根仕立てをご存知ですか?
更新 : 2012/7/11 18:08
最近は勝沼のワイナリーさんが、勝沼より標高の高い明野に農園をもって、微妙な温度差で葡萄の品種ごとに農園を使い分ける取組をしております。
この農園さんも比較的新しい農園のようです。
ご覧いただくと判りますが、日本で一般的なぶどうの房を下から見て手入れできる「ぶどう棚」ではなく、「垣根仕立て栽培」という方法で育てられております。
何が違うかというと、「ぶどう棚」で栽培する方法は、房の形がよくなるように手入れがしやすくなっており、生食用にむいています。
ただ、ぶどう棚は人間の背丈よりも高く伸びてから、枝を横に伸ばすため収穫が出来るようになるまでに時間がかかります。
一本「垣根仕立て栽培」は、房自体の手入れはし難いものの、手入れをする人間の背位で横に枝をはわせるので、早く収穫が出来て、日光が均一に沢山当たることで、満遍なく同じ甘さに早く成熟させる事が出来るので、ワイン醸造に向いているのだそうです。
日照時間日本一の明野に適した栽培方法なんですね。
欧州ではワインづくりが盛んなので、基本的に垣根仕立て栽培なんだそうです。
ふむふむ、なるほど、農業って奥がふが〜いですねぇ。