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源泉かけ流しの宿 湯村ホテルのお知らせ・ブログ
御札とまゆ玉
更新 : 2013/2/16 10:39
厄地蔵さんが終わると、ご近所にはお寺さんがお札と、奉納されご祈祷をした繭玉(米の団子)をくれるので、お汁に入れたり、みたらしやあんこにつけて、それぞれの家庭でいただきます。
まゆ玉ってのは、昔絹糸の原材料になったお蚕さんの繭の事で、山梨の農家の屋根裏には桑の葉でもって養蚕をしていました。
ですから桑畑がとても多くて、桑の実をよく子供の時は採って食べました。
桑の実はラズベリーのような感じの果物です。
お米もとても大切なものだったのですが、お米よりももっと大事なまゆ玉の替わりに、お米の団子を繭の形にして、お寺や神社に奉納した(年の数というところもあるようです)
どんど焼きの時に木の枝の先につけて焼いて食べるのもまゆ玉だと思います。
大きさが違うのは、それぞれのお家でまゆ玉をこさえて(作って)、厄地蔵さんに奉納する参拝客が未だに沢山いるので、そのお家毎に大きさが違うってことなんですね。
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