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雨畑硯つくり体験しました
更新 : 2013/3/17 8:15
今日は山梨県立美術館で甲州雨畑硯づくりのワークショップに参加。
朝10時〜最大16時までという結構長時間の作業です。
雨畑硯というのは、富士川の支流雨畑川上流で採れる黒一色の石をつかった硯で、熟練した職人さんの手作業でつくられています。
雨畑の石は硯としては抜群の材質できめ細かく、書道家の間では最高級として珍重されているそうです。
本日の先生は、雨宮彌太郎先生です。
石の採掘の段階から、自分でするのだそうです。
今日はそんな貴重な石の端材を使っての硯づくり体験です。
最初は荒い紙やすりで、石を水に濡らしながら、角をとっていきます。
ずっとこの形成作業を続け、形が整ってきたら、徐々に目の細かい紙やすりに替えて磨きますと、どんどんつるつるになっていきます。
つるつるになったら乾かして、ヒーターで石を温めた状態で、先生が蜜蝋をぬってくれます。
これを布で磨いて出来上がり。
何に使うって?
確かにまだ硯じゃありませんものね。
そうですね〜、箸おき、メモの重し、握って癒される、眺めて目で楽しむ、ツボ押し、嫌なやつに投げる、炊飯器にいれてご飯を炊く、ポッケにいれといてお守りにする、、、、まぁ、折角ですから何か身近で使いましょう。
なんてったって、ここまでの作業で約4時間位掛かったのですから。
硯づくりがどれだけ大変かという事が、ちょっぴり判った気がします。
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