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    昭和町 風土伝承館 杉浦醫院(医院)でホタル観賞

    更新 : 2013/5/29 8:56

    昭和町はホタルの復活にとっても力をいれています。
    教育委員会やNPO法人・自治会などなど、なぜかな〜って思っていたんですが、昨晩の杉浦醫院のホタル観賞会にいって理由が判りました。

    まず、昔の甲府盆地は縦に河川が流れ、田園地帯が広がっていてホタル(ゲンジボタル)がとっても沢山住んでいた(日本一とも言われてます)。

    そして、ホタルの幼虫の餌は、淡水にすむカワニナという巻き貝である。もちろん、このカワニナも甲府盆地には沢山いました。

    ところが今はほとんどいなくなってる。
    実はこの理由は、経済発展による環境破壊とは別に山梨独自の理由があります。

    それが、この昭和町の杉浦医院に関係があったのです。

    山梨では地方病と呼ばれる、原因不明の病気がありました。
    お腹に水がたまって、パンパンになり色々な症状が併発して、最後は死んでしまうという奇病でした。
    私もこどものころには、よく話を聞かされて、川に素足で入るなと言われました。

    ふむふむ、で?なんで昭和町と?

    そうです。
    この風土伝承館 杉浦醫院(医院)の院長であった、杉浦親子(健造博士と三郎博士)こそが、生涯をかけてこの地方病を探求し、地方病撲滅に貢献した世界的権威なのだそうです。

    なるほどーーー で?なんで地方病とホタルが関係あるの?

    ですよね、まだ確信に触れてませんでした。
    カワニナという貝がホタルの幼虫の餌でありますが、この地方病の感染ルートがカワニナに良く似た宮入貝という巻貝を中間宿主にしたセルカリアが皮膚から侵入するという事を発見した杉浦先生。

    宮入貝を駆除するため、山梨では薬品による駆除の他にも、徹底して水路をコンクリート造りにするなどして、この宮入貝を駆除した事により、現在では地方病は山梨県内では終息されております。

    そうなんです。
    カワニナはこの宮入貝と同じ所に住んでいる、すごく良く似た巻き貝なので、一緒に駆除されてしまって、同時にホタルの幼虫も餌がなくて育たなくなり、ホタルもいなくなっちゃったのです。

    昭和町は地方病で苦しみ、地方病を撲滅し、そして今はその犠牲になったホタルやカワニナを増やす努力をしているってわけです。

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