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じゅんじゅん
更新 : 2020/10/27 14:15
“じゅんじゅん“という料理を食べた事はありますか?
琵琶湖の漁港がある地域の一部に残された滋賀県の郷土料理です。
じゅんじゅんを簡単に説明していきましょう。
まず、じゅんじゅんとは、具材を煮る音が“じゅんじゅん”と聞こえたのが名前の由来と言われています。
料理としては、すき焼き風の味付けをしたものに、琵琶湖で採れたうなぎ、いさざ、など様々な湖魚を煮る鍋料理です。
しかし、じゅんじゅんにするのは湖魚だけではない地域もあります。
牛肉や鶏肉、江戸時代までは”かしわのじゅんじゅん”と呼ばれていた事もありました。
現代のようなすき焼きの基本で使う砂糖が一般的に出回った時代はそう古くはありません。じゅんじゅんは砂糖が出回る前からあるので、すき焼き風とは言ってますが、元々は砂糖を使わず、野菜の甘味で作られていたかもしれません。
もっと深く言うと、江戸時代以前は醤油も出回って無かったので、味噌ベースで味付けされていたかもしれませんね。