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水面から突き出た杭の正体
更新 : 2021/3/1 16:20
皆様こんにちは！
朝のお散歩会で湖畔を歩きながらお客様とお話ししていると、たまに「琵琶湖に杭のようなものがたくさん並んでいるところがあるけど、あれは何？」と聞かれることがあります。
琵琶湖では色んな所で見られる光景で、湖岸道路や琵琶湖大橋からも見つけることができるのですが、その正体は「魞漁：エリ漁」の仕掛けです。
エリ漁は琵琶湖一帯で行われている伝統の漁法で、江戸時代から続く小型の定置網漁の一種です。
魚は障害物にぶつかるとそれに沿って進むという習性を利用し、杭に張った網の奥へと追い込み、魚を引き上げます。
エリ漁でとれる魚は、アユの稚魚である「氷魚（ひうお）」やモロコ・フナなど、仕掛けの種類にもよりますが琵琶湖に生息する色々な魚を捕ることが出来るそうです。
琵琶湖に行かれる際は、そんな「エリ漁」にも注目してはいかがでしょうか。
