当館から車で約15分、八幡堀付近の仲屋町は近江商人の歴史ある建物と昭和のノスタルジックな商店街が一緒に存在するエリア。時代はかなり違うはずなのに、不思議と違和感のない、魅力的な通りとなっています。
そんな仲屋町に昭和20年創業の老舗「初雪食堂」さんはあります。外観はまさにザ・昭和スタイル!お若い方はちょっと躊躇してしまうかもしれませんが、入ってしまえば昔懐かしい昭和レトロな空間と気さくな店員さんがお迎えしてくれます。
実はこちらのお店、あの大河ドラマ「龍馬伝」や映画「るろうに剣心」で有名な大友監督が通われていたお店なんですよ〜。なんでも映画の撮影がすぐ近くの八幡堀でしていて、そのときスタッフさんたちも通ってたとか。監督は何を召し上がられてたんでしょうね。
メニューは定食や丼、うどん等食堂の王道のものばかり。まるで実家のような安心感。今回注文したのは鍋焼きうどん(税込1,000円)。すこし甘めのお出しがグツグツ煮える中、椎茸、お麩、たっぷりの刻みお揚げ、そして中央に落とされた生卵!食べ進めるうちにこの卵が半熟になっていくのがまたいいんですよねえ。
八幡堀からも近く、ちょっとしたタイムスリップ気分も味わえる老舗食堂、皆様もぜひお立ち寄りください。