伊東市内を見下ろす高台に建つ日蓮宗本山 佛現寺（ぶつげんじ）に、
なんと あの天狗が書いたとされる “天狗の詫び状”が寺宝として
保管されているのです。
（さる2/14 日本テレビ『おもいっきりイイテレビ』内の人気コーナー
　“美肌泉隊スパレンジャー”で陽気館と共に紹介されました。）

ここ佛現寺は鎌倉時代に建てられ、日蓮聖人の生涯における四大法難最初の霊跡
（４０歳から４２歳までの３ヵ年を受難迫害の中で過ごした）として県内外から
多くの信仰を集め参拝されいるお寺です。

【天狗の詫び状】
＊説明文は、お寺のパンフレットより抜粋
　（佛現寺さんより掲載の許可をいただいています。）　

万治元年（1658年）頃、天城の柏峠に天狗が現れ、旅人を悩ましていた。
佛現寺の日安上人が峠に赴き祈祷をしたところ、満願の日に松の木の上から一軸の
巻物が投げ落とされてきて、それ以来、天狗は姿を現さず、旅人も無事に峠を
越えることができるようになった。その巻物に書かれている文字は奇怪で判読できない
ことから、おそらく天狗の詫び状であろうと、当山の什宝として保存されている。
　毛筆にて　長さ：一丈余（約３メートル）
　　　　　　幅　：一尺余（３８センチ）
　　　　　　文字数：２，９００余字
　　　　　　行数：１７８行

私は、この原本をテレビ取材時に見せていただきました。
取材陣はもちろん、同行した伊東観光協会の専務理事も
初めて見せていただいたとそれはそれは感激していました。
残念ながら、普段は原本の一般公開はしていませんが、写しは
自由にご覧いただくことができます。
（もしかしたら、お願いすれば見せていただけるかも！？）

ここ佛現寺は「厄除け」のお寺としても有名で、歴史的な門や塔、碑などもあり
また、境内から見下ろす伊東の市街は絶景です。
是非一度　お立ち寄りください。

ＪＲ伊東駅より市内バスで約１０分（伊東市役所の隣）
当館より車で約５分、徒歩２０分