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    歴史から見る日本三景「天橋立」 〜百人一首編〜

    更新 : 2023/12/22 10:31

    京都府にある「天橋立」は、宮城県の「松島」、広島県の「宮島」と並んで日本三景のひとつとして知られています。
    景観の美しさはもちろん、百人一首の歌の舞台としても有名です。


    大江(おほえ)山 いく野の道の 遠(とほ)ければ
    まだふみもみず 天の橋立
    (小式部内侍 60番  『金葉集』雑上・550)


    〈現代語訳〉
    大江山を越え、生野を通る丹後への道は遠すぎて、まだ天橋立の地を踏んだこともありませんし、母からの手紙も見てはいません。

    〈解説〉
    この歌については、「金葉集」に長い詞書が付けられています。
    当時、小式部内侍は年少ながら非常に歌が上手いと評判でした。
    しかし、あまりに上手なので、母の和泉式部が代作しているのではないかと噂が出るほどでした。

    ある日、藤原定頼(定頼中納言)がやってきて、「歌はどうなさいます。代作してもらうために、丹後へ人はおやりになったでしょうか。文を持った使者は帰ってきませんか」とからかいます。
    そんな定頼に対して、子式部内侍が即興で歌ったのがこの歌です。

    「大江山へ行く野の道(生野の道)は遠いので、まだ行ったことはありませんわ(手紙なんて見たこともありませんわ)。天の橋立なんて」。

    生野と行くと掛け、さらに「踏みもみず」と「文も見ず」を掛けた華麗な歌。これを即興で詠むことで、小式部内侍は、これまでの歌が全部自分の才能の賜であり、噂はデタラメであることをずばりと証明してみせたのです。


    この歌で詠まれた「天の橋立」は、日本三景のひとつに数えられる名勝です。
    現在の京都府宮津市の宮津湾にあり、3.3キロにも及ぶ細長い松林が、湾を塞いで伸びています。
    この姿から、イザナギノミコトが天にかけた梯子が倒れたとの伝説を生み、平安期から幾多の文人達が訪れました。


    歴史の足跡を辿る旅、天橋立から当ホテルまで車で約1時間です。
    お客様の旅を最高の思い出にできるよう、最高の笑顔でお迎えいたします!

     

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