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宿番号:347512

【オールインクルーシブ】食べて飲んで遊んで満喫!贅沢ステイ

上山温泉
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宿泊施設ブログ

  • 守り継がれる 金谷ごぼう

    更新 : 2011/11/25 13:07

    上山市に 金谷という地区があります

    昔から 美味しい野菜ができると定評のある土地です
    土がとても良く 石がごろごろない土地なので
    ごぼう や 長芋など 非常に出来が良いのです

    ここで作っている 特別なごぼうがあります

    金谷ごぼう の名前で知られていますが
    海を渡って 空を飛んで イタリアに行ってしまう程 
    知名度が上がっています

    金谷ごぼうの始まりは
    金谷ごぼうを守ってきた生産者
    鏡さんの3代前の おじいさんが

    お婿に来る時に ごぼうの種を持ってきました

    そこで根づいたのが 金谷ごぼうです

    その昔は あぶらやごぼう とも呼ばれていたそうです

    どうしてかというと

    鏡さんのお家には 菜種油を搾る機械がありました

    ご近所の菜種も 搾ってあげていたらしく

    鏡さんのお家は 油屋と呼ばれていたらしいです
    その油屋さんの作っている ごぼうは 昔から美味しかったらしく

    あぶらやごぼう と親しみを込めて 呼ばれていたんだと思う

    と 鏡さんがおっしゃっていました

    現在 金谷ごぼう は 少しづつ流通していますが

    特に鏡さんの作るごぼうは 格別で

    金谷 やまや ごぼう という名前で区別されています

    普通のごぼうと どう違うのかというと

    柔らかいので味がしみやすい

    灰汁がないので 水に浸さなくても食べられる 

    白ごぼう とよばれます

    下から上まで太い 

    味も香りも とても良い
    金谷に根付いた 金谷でしかできない

    非の打ちどころがない ごぼうです

    食べるとすぐに判ります



    上記の画像は かみのやまの奇習 カセ鳥にちなんだ

    カセ鳥揚げ です

    ごぼうを カタクリで揚げたシンプルな食べ方ですが

    非常に美味しいです

    市内のお料理上手な女将さんが 考えて

    今は 各旅館で出される 一品です

    ごぼう作りの 苦労話も お伺いできました

    連作を嫌う ごぼうですが

    連作する方法なども 研究されていて 

    ほうれん草を育てるといい とか 陸稲をするといいらしいとか

    大学の先生達と一緒になって 色々研究していらっしゃいました

    そして ご自分の作った作物に 愛情と誇りを持っていらっしゃいました

    美味しさ倍増です

    当館でもごぼうが 美味しい時期 お客様に 金谷ごぼう を

    召し上がって頂きたいと 思っていますので

    お楽しみに

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