宿番号:347512
季節のこだわりバイキングと美肌の湯の宿 仙渓園 月岡ホテルのお知らせ・ブログ
江戸 寛永年間に始まった 奇習 カセ鳥
更新 : 2012/2/13 12:39
江戸 寛永年間に始まった 奇習 カセ鳥
毎年2月11日に開催されます
今年は お天気は良いけれど 雪が積もる氷点下の中で開催
・・・・寒かった!!
町を練り歩く前に 上山城でお祓い
今年は 28羽の鳥がいました
カセ鳥保存会の若い衆が 鳥になります
その中の5人に アメリカとイギリスの方も いらっしゃいました
県外から参加の方も いらっしゃいます
8年連続参加の方もいらっしゃり 驚きます
カセ鳥は ケンダイという 藁で編まれたものを着て
カセ鳥様のお通りだ〜 カッカッカ〜のカッカッカ〜と言って
町中を廻りますカセ鳥は ケンダイという 藁で編まれたものを着て
カセ鳥様のお通りだ〜 カッカッカ〜のカッカッカ〜と言って
町中を廻ります
ケンダイの下は サラシだけです
しかも 水をかけられます
この氷点下の中 正気な祭りじゃありません
でも 江戸時代から続いており 保存会があります
地元の人は子供のころから見ていますから なんとも愛着のある祭りです
各家の前や 旅館の前で
カセ鳥は 太鼓や笛に合わせて舞います
町人たちが 綺麗な水を桶に用意して
柄杓で カセ鳥に水をかけ
五穀豊穣 家内隆盛
火伏せや商売繁盛を 祈願して
御祝儀や お酒もふるまいます
赤いリボンの付いているケンダイは 女性が入っています
町のあちらこちらで 甘酒などの振舞い酒が
あったりして 少し休憩
ケンダイの頭に巻いてあるタオルや手ぬぐいは
一年の商売繁盛などを願いながら
カセ鳥に巻きます
あまりの寒さに ケンダイに ツララができていました