宿番号:347512
季節のこだわりバイキングと美肌の湯の宿 仙渓園 月岡ホテルのお知らせ・ブログ
親父のひとり言 『宴のあと』
更新 : 2012/4/10 21:28
上山市の健康推進事業がヘルスツーリズム大賞をいただくことになり、
私も 市長、議長にお供して、一行10人で上京することに
昼食は新宿プリンスホテルのバイキングが手配されていた
割安でボリゥムがあり、グループで利用すれば、なんとも楽しい昼のひと時である
市長が、何がお勧めかなと、随行の若い女性に聞くと、
すかさず「ローストビーフです」と答えた
そばにいた私が聞き漏らすわけもなく、迷い無く、皆に先立って、ローストビーフのコーナーに いつものようにブロック両端のタレの染み込んでいる所もリクエスト
ウェルダーンの端とレアに近いカットを交互に楽しみながら、ピザをつまみ、最後はシーフードドリアで〆た
翌日は私だけ仙台に移動
夜は取引先の方と夕食をすることになっていて、うなぎ料理の老舗「うな貴」が予約されていた
私の母が、開成庵の女将と親交があったため今までうな貴には行ったことがなく、この機会は大変楽しみであった
席に着くと早速、辛口の日本酒とともに、う酢、肝焼き、う巻き、白焼きを矢継ぎ早に注文
うなぎ好きの私は、注文しただけで楽しみがこみ上げてくる
う巻きは店によって、大きさが異なるので、店の人に聞いていた方が良い
店の人は、一皿二人から四人でもいいと説明
なるほど、出てきたう巻きは大ぶりであったが、私だけ二切れ頂いてしまった
う酢、肝焼きで酒がすすみ、白焼きで更に酒がすすむ
最後は〆のうな重の注文となったが、注文したのは私だけであった
せっかくの機会なのに、なんともったいないことか、胃袋の小さい人は気の毒であると同情した
お待ちかねの、うな重が肝吸いと共に運ばれてきた
うな重には、やや大きめの筏が二本、ほぼご飯が見えない
蒸し加減も最高で、タレも私好み、あっという間に完食した
その日は、こんな日があっていいのかと思えるくらいで、後ろめたささえ感じる一日であった
早朝に目が覚め、トイレに行こうとしたら、左足の親指が痛くて曲がらない
よく見たら、赤く腫れて太くなっている
すぐさまピンときた
やってしまった。あの痛風だ
しかし、考えてみれば納得である
昨日は、盆と暮の楽しみを一日で味わってしまったのだから
私の宴のあとは三島文学とはほど遠い俗生活の成れの果てとなった
しばらくは自重するとして、またうなぎ屋の暖簾をくぐるのを楽しみに待とう
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