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季節のこだわりバイキングと美肌の湯の宿 仙渓園 月岡ホテルのお知らせ・ブログ
『地元産品と出会っての嬉しさ』
更新 : 2012/9/3 13:48
名古屋へ出張したとき、駅の地下街を歩いていたら、いい場所にシベールが出店していて、ラスクを売っているではないか。
さすがシベール、名古屋まで進出してきたかと驚いてしまった。
午後からの会議は、名古屋全日空ホテルで行われる。ホテルでの昼食を得意の早飯で済ますと、会議までの時間を持て余し、ベーカリーショップをウロウロ徘徊していた。
すると、何か見たことのあるようなカラーリングの商品が幅広く陳列されている。よく見ると、セゾンファクトリーの商品である。
セゾンファクトリーは、東京の大丸はじめ、あちこちの一等地に売場を開拓しているが、ここまで進出しているとは思わなかった。この日は、すごいなと思うことに二回も出くわしてしまった。
鶴岡のアルケッチャ―ノの奥田さんは、今では全国に知れ渡る有名人である。
地産地消のポリシーを貫き、心惹かれる料理を次々と提供していったからであろう。少し前、埼玉から遊びに来ていた友人と、庄内の幸を楽しむことで話が盛り上がり、久しぶりにアルケッチァーノに行くことになった。18時に予約を入れ、10分前に着いたが、私たちのほか、家族連れの一組が既に待っていた。相変わらずの人気店である。
テーブルに着き、手元のメニューと壁の黒板のメニューを見比べながらも、目移りがして中々決められない。結局はコース料理を取ることにした。注文した後も黒板を見直していると、「上山のウサギ、ポルケッタと野人参」と書いてあるのに気がついた。ジビエが苦手な人もいたので、今回は注文しなかったが、有名店で上山の食材を使ってくれているとは、嬉しいことである。
以前、奥田さんは、おすすめのワインとして、上山メルローをJRの雑誌で紹介してくれたことがあった。上山とは何か特別な縁があるのかもしれない。
遠く離れた所や、意外な所で地元の産品と出会うのは、とても嬉しいことであり、直接関係のないことでも自己存在感をくすぐられるものである。
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