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季節のこだわりバイキングと美肌の湯の宿 仙渓園 月岡ホテルのお知らせ・ブログ
ほたるの里
更新 : 2021/6/15 12:38
上山市の西山地区では、毎年6月中旬からゲンジボタルを見ることができます♪
西山地区は月岡ホテルから歩いて約5〜10分ほど。
一番ホタルが飛び、たくさん見られるのは20:00〜21:00頃です。
毎年6月末には、西山ホタル祭りが開催され、
オカリナの演奏会や山形県民のソウルフードである玉こんにゃくの振る舞いなどがあります。
また、ホタルの見られる期間中は、地区内に手づくりのホタル行灯が灯され、とても風情があります。
ホタルの里は、静かな住宅街が面する八幡川沿いのゆるやかな坂道で、行灯が目印です。
(※ホタル祭り:2021年は開催中止です)
夜に光るホタルの群れはとても幻想的できれいです♪
ホタルについて調べてみると、
ホタルにも種類があり、西山地区で見られるゲンジボタルは、
大きくゆっくりと光るのが特徴。
また、ゲンジボタルは、代々同じ川に住み続けることが多いため、
他の地域のホタルと血が混じりあうことがないそうです。
そのため地域により光り方に違いがあり、
東日本のゲンジボタルの光るペースは4秒に1回、
西日本は2秒に1回、という違いがあるそうです!
光りながら飛んでいるのはオス、メスはじっとして小さな光を出しています。
光り方には、プロポーズのための光、刺激された時の光、敵を驚かせるための光の
3種類あると言われています。
暗い中、相手に気づいてもらうため
幼虫期に蓄えた栄養を燃やして光っているそうです。
・・・唐突ですが、唯一知っている都々逸(どどいつ)で
「恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす」
という句があります。
七・七・七・五の句の流れがきれいです♪
鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がすとは、
口に出してあれこれ言う者より、口に出して言わない者のほうが、
心の中では深く思っていることのたとえ、だそうです。
相手に気づいてもらうため身を焦がして光るホタル、と思うと
愛おしいようなせつないような感じがします
ホタルはきれいな水辺に住みます。
ホタルのエサになる貝など、いろいろな生き物が住んでいるきれいな川だからこそ見れる景色!
そうした環境やホタルの生態などにも思いを寄せるとなんだか感慨深いものがあります!