ご夕食は『前八寸』から始まります。
サクラチップ使用の「金目鯛燻し焼」は脂が適度に落ち、鼻から抜ける香りが食欲をそそってきます。
「鮑」は大根のアミラーゼ効果でやわらかく、醤油・日本酒・砂糖のシンプルな味わいの「鮑やわらか煮」
「牛肉」は西京味噌で甘味を出し、擦りリンゴを入れることによりマイルドに、
他にも「万願寺唐辛子焼き」「枝豆とろろ」など8種の季節の品が彩を添えます。

『お造り』は近海ものを取り入れた料理長厳選・7種の新鮮なお刺身をご用意、
その日の買い付けで内容が決まります。
2種の醤油と下田のお塩で味の変化もお楽しみいただけます。
盛り付けにもこだわりが、気品のあるお造りの2段重ね・前八寸の鯛の小皿や籠などで華やかに演出。

繊細な品を味わった次に出てくるのは、通常の4倍の大きさ　南伊豆特産「S級サザエの『御神火』」、
サザエ・椎茸・筍・三つ葉を醤油とカツオだしでやさしい味に、
伊豆の海に浮かぶ”漁火”を思い描いきながらお召し上がれば風情が感じられます。

お料理の最後を飾るのは肉・魚・菜の『温物3種』
静岡県産の豚を使用した「角煮」は溜まり醤油の和風仕立て、葱・生姜で臭みをとりあっさりと仕上げ、
隠し味のラー油で少しだけ辛みを加えてます。
「金目鯛の唐揚」では塩で水分を飛ばしカラッと上がった金目鯛の皮・ふっくらした身に
かつおだしのとろみ餡を掛け絶妙な舌触りに、
「季節の野菜の煮物」は旬を感じられる食材と味付けをご提供いたします。

口直しの甘味は伊豆産のところてん使用の「あんみつ」と「季節(とき)の果物」です。