和倉温泉がある和倉温泉駅も通過する、能登半島の内浦（内側の海沿い）を走る観光列車「のと里山里海号」。

このすばらしさを今一度地元スタッフも体感する。そしてその良さをお客様へ自分の目でみたこととしてお伝えできるようにと、先日人数を絞った形で分散してスタッフ研修が行われました。

内容は、「のと里山里海号」に乗車し、実際にお客様の目線で列車の旅を楽しむというもの。

最初は「海なんて、そんなの毎日見てるから知ってるよ」という声も聞こえてきましたが、実際に電車に乗り込み、そしてお客様と同じ目線で毎日見ているその海を見てみたところ・・・・

列車内から聞こえてきた声は「綺麗な海！こんなに綺麗やったんやね」や「この綺麗な海で獲れた魚を毎日食べてたんやな」など。
改めてゆっくりと自分達がいる地域を学ぶことにより、スタッフから聞かれる声もすでに観光で来られた方と同じようなワクワクしている声に変わっていきました。

片道1時間の列車旅。長いかとも思っていましたがあっという間に到着です。

今回は観光列車に乗車したので、アテンダントさんの楽しい解説を聴きながらの旅でした。
観光列車は走っている本数は少ないですが乗る価値はありますね。

列車の中は海側を向いた座席も作られていたり、地元田鶴浜建具や輪島塗が贅沢に使われています。

穴水駅には1時間の滞在。その時間には、穴水町の街歩きをしたり、近隣の観光地を訪れたりと楽しむことができました。

のと鉄道の終点である穴水駅がある穴水町には、のと空港があります。
のと空港と羽田空港は所要約1時間。能登に遊びに来られる方は、のと空港に降り立ち、穴水駅までバスやタクシーなどで移動して、この観光列車で和倉温泉へという形もあります。

今回の研修を通して、私自身も改めて能登を学ぶことができました。

参加したスタッフからも、「お客様にまたお伝えできる内容が増えた」との声。お客様と同じ目線で楽しむことにより、いろいろなことをスタッフも学べたようでした。

スタッフ一同、お客様に楽しく過ごしていただけるように日々精進してまいります。今後ともよろしくお願い致します。