私が時々自分に気合いを入れたい時にページを開く本があります。
(自分の壁を破る人破れない人)と云う本です。
一生懸命生きていてもどうしても切り替えが出来ない時に一歩先に進むよう肩を叩いてくれます。

その本の中に日本地図を作った伊能忠敬について書かれてあります。
伊能忠敬と云えば当館大村屋を本陣とし何も交通の手段がない所にも測量をされた方です。

前後になりましたが伊能忠敬は18歳の時に酒造業の伊能家に婿養子に入り
その時は家業は厳しく負債を抱え大変苦労をされています。

しかし、伊能忠敬は一生懸命、一生懸命働き家業を建て直し
安定してから自分の長男に譲り50歳から江戸へ出て天文学を学び始めます。
それから73歳になる迄ずっと測量を続けついに日本全国の測量と地図の作成を完成させています。

人生は一回と言いますが〜夢を捨てずそれに向かって諦めず進んでいく強い心を持っていかねばと大村屋に御泊まり頂いた伊能忠敬に学びます。
写真の陶板は嬉野市の公衆浴場〜シーボルトの湯の前に当時の大村屋があった場所に設置されています。歩いて数分です〜ずっとずっと昔から宿として営んでこれたのも沢山の文人達や賢人達とそして、沢山のお客様〜さして地域のみなさん〜支えてくれるスタッフの皆さんのお蔭だと感謝致します。ぜひ、皆様学びの宿大村屋に歴史に浸り〜湯に浸かりにお出掛け下さいませ。

きょうのうた　やさしい気持ちで/Superfly