醍醐寺に行ってきました。
醍醐寺は京都中心部から少し離れた伏見という地域にあります。
中心部から少し離れると、観光に訪れるひともまばらになり、休日ですが、心静かにお参りすることができました。

醍醐寺といえば、豊臣秀吉が醍醐の花見に際して基本設計したといわれる三宝院庭園が有名です。歴史的な宝物が多くのこる場所として、世界遺産にも認定されています。

三宝院庭園の滝から庭の池に水が注ぐ様子はとても風情があり、桃山時代を代表する華やかさが、現在にも伝わる庭園でした。掲載している写真は三宝院庭園の写真です。

三方院庭園はもちろん美しかったのですが、個人的に醍醐寺でおすすめしたいと思ったのは、弁天堂の奥にある無量寿苑です。弁天堂の手前に掛かる橋の奥に続く階段を上っていくと、無量寿苑に出ます。ここは、静かで木々の木漏れ日が特に美しく、神秘的な場所でした。
三方院庭園のような華やかさはないものの、滝から流れる水が手前の池に広がる様子が、まさに大自然の縮図のようで、簡素ながらもよく設計された庭園だと感じました。

皆様もぜひ、訪れてみてください。