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    【県花】デイゴの花の秘密

    更新 : 2017/5/15 11:02

    「デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐が来た」
    はいさい!JR九州ホテル ブラッサム那覇でございます。

    さて皆さまはThe Boomさんの代表曲、そして沖縄を代表する曲である「島唄」。
    その「島唄」に出てくる「デイゴ」という花をご存知でしょうか?

    うりずん(初夏)を迎えた沖縄では「デイゴ」が咲き始めました。
    鮮やかな朱色の花の開花は夏の訪れの風物詩。
    県歌の中でも「燃えるでいごの 花染めて」と唄われているように、
    燃えるような鮮やかな朱色が沖縄の真っ青な空に映える姿はとても見ものです!

    とても鮮やかで美しい花でありますが、
    「島唄」の中でも歌われているように、台風の前兆として沖縄では言い伝えられています。
    乾燥地を好むデイゴは雨が少なければ良く咲くといわれていますが、
    デイゴが良く咲けばやってくるのが「嵐」(台風)と言われており、
    昔から沖縄の人はデイゴをみてその年の台風を占ってきました。

    また、根の力がとても強いデイゴは家の近くに植えると家を傾かす力のある植物として、
    沖縄では「やしきこーさー(屋敷壊さー)」と呼ばれることもあります。
    街路樹として植えられているデイゴもよくみかけますが、根の部分のアスファルトなどが盛り上がってしまっていることも多々見られます。

    そのようにマイナスなイメージのあるデイゴですが、花言葉は「夢」。
    琉球大学の合格通知は「サクラサク」ではなく「デイゴサク」だそうです。

    また、乾燥させた葉や樹皮は腹痛や下痢に効く薬として、
    乾燥させた幹は漆器の材料として、沖縄の人にはとても身近な存在です。

    このように沖縄の人に親しまれ、時に頼られ、ともに生きているデイゴ。
    デイゴの開花時期は初夏(3月〜5月)ですが、その期間に沖縄に来られる方は
    デイゴ探しされてみてくださいね!

    最後までお読み頂きましてありがとうございました。次号では沖縄ならではのあるあるをご紹介いたします。どうぞお楽しみに♪

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