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    越中富山の薬売り★

    更新 : 2018/11/19 8:56

    富山といえば!で思い浮かべるものの一つに、「薬売り(売薬さん)」が上がる方も多いのではないでしょうか?

    売薬さんのルーツは、江戸時代に遡ります。
    2代目藩主前田正甫が参勤交代にて江戸城に訪れた際に、ある大名が腹痛をおこし、その場に居合わせた前田正甫が、持っていた自前の薬を飲ませたところ、たちどころに回復した…という逸話があるそうです(公式な記録にのこっているわけではないので真偽不明)。それを見ていた諸大名がその薬を欲した為、前田正甫は藩を上げて薬事産業に取り組むことになるのです。
    当時、藩を超えての商売は難しかったのですが、富山の薬売りは前田正甫から「他領商売勝手」を発布され、日本全国に薬を売り歩くことになります。
    その手法は、今日まで続く「配置薬」。まずは薬箱を置かせてもらって、使った分だけ代金を頂く、という手法。
    自分の代だけではなく、代々続いて商いが出来る様にと、決してごまかしたりせず、良いものを使ってもらう。正に信用商売です。

    明治になり、西洋医学が流入し政府もそれを推奨した為、富山の漢方薬は衰退の危機にさらされますが、なんとか持ちこたえ、平成以降さらに発展を遂げ、今日に至ります。
    富山大学の薬学部は漢方研究が盛んで有名ですし、県内企業はジェネリック医薬品を手掛ける企業が多くあります。

    私財をなげうって富山藩の発展に尽力した、先人たちの苦労が報われますね。
    ところで、富山県って江戸時代から「富山藩」と呼ばれていたのですが…。
    時代劇などをみていると、これって結構珍しい気がするんですよね。

    他の県は、どうですか?

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