昨年2016年より、新湊の紅ズワイガニがブランド化され、「高志(こし)の紅(あか)ガニ」となって全国へと発信されるようになったことは記憶に新しいかと思います。

富山県産紅ズワイガニは海岸線から急に深くなる富山湾の水深1,000mの深海に生息しており、漁場が近く、水揚げまでの時間が短いため、他県産の紅ズワイガニに比べても鮮度が良く、甘みやうまみも抜群とされています。

また、漁の解禁の際に射水市内のすべての小学校6年生に丸ごと一匹の紅ズワイガニが提供される【カニ給食】も有名です。ニュースにも毎年取り上げられるので、見たことがある方もおられるかもしれないですね。

県産紅ズワイガニの解禁は9月1日で、最盛期は12月とされています。
高岡でも紅ズワイガニを扱うお店が多くありますので、こちらへお越しの際には是非この機会にご賞味くださいませ。




そんな紅ズワイガニが有名な新湊漁港ですが、ここ数年新しいブランド蟹が登場したのをご存知でしょうか？「越(こし)のわたり蟹(がに)」という名前の渡り蟹です。

富山県射水市新湊地域の若手の漁師でつくる漁業協議会がブランド化を進めた「越のわたり蟹」は、一昨年のブランド立ち上げから徐々に知名度を上げ、県内でも今注目の渡り蟹です。

重さ400グラム以上の身がぎっしりと詰まったものをブランド蟹として認定し、状態の良いものは高値で取引される貴重な蟹とされています。
県内の飲食店、関西圏を中心に出回っているそうなので、お店でこの「越のわたり蟹」を見た際には是非一度ご賞味ください！この漁は11月末までとされておりますので、今がまさに旬の時期ですね。

・・・なんて記事を書いている私ですが、実はこの「越のわたり蟹」を食べた事がございません・・・（涙）どこのお店にあるのでしょう・・・是非ともお目にかかりたいものです。