かまぼこといえば、どういった形のものを想像しますか？

富山県ならではなかまぼこといえば、昆布を広げた上にすり身を乗せて巻いた渦巻き状のかまぼこや、赤色に色づけされたすり身で巻き上げたかまぼこが一般的で、日頃より県民に親しまれています。


富山独特の文化としては、豪華な細工を施した贈答用のかまぼこが有名です。
おめでたい席での贈答品として作られるこのかまぼこは、主に鯛の形を模した大きなかまぼこに色鮮やかな細工が施されているものが多く見られます。こうした贈答のかまぼこは切り分けられ、ご近所にお裾分けをするという習慣は富山特有の文化とされています。
これには「幸せのおすそわけ」という意味合いが込められていると言われているそうです。

鯛の形以外にも紅白のかまぼこに鶴の細工や、寿・祝などの文字の細工、オーダーメイドで特別なメッセージをすり身で細工した、世界に一つだけのオリジナルのかまぼこを作る事もできるなど、その細工は多種多様です。
どんなかまぼこなのか気になった方は是非とも「富山　細工かまぼこ」と検索してみてくださいね(*^_^*)


お土産品としてのかまぼこも豊富にあり、通常の味のかまぼこ、富山の名産白海老のかまぼこ、昆布のしぐれが乗ったもの、チーズとバジル味、ベーコン入り、枝豆入り、富山ブラック味、など様々なかまぼこメーカーから発売されています。
富山駅や高岡駅のお土産屋にもかまぼこ専門の直営店が入っている、というのも富山ならではなのではと思います。

個人的には、昆布のしぐれが乗ったかまぼこと、チーズ入りのかまぼこがおつまみにもおかずにも最高でおすすめです♪



また、当ホテルの朝食バイキングでも富山の郷土料理コーナーとして赤巻きのかまぼこと、昆布のしぐれが乗ったかまぼこを提供しております。
もちろんそのまま食べても美味しいですが、当ホテルでは一味マヨネーズをおすすめしています。
少し醤油を垂らしても美味しいので、よろしければ試してみてくださいね！