こんにちは、高所恐怖症のフロントの高橋です。
先日、洞爺湖の有珠山へ行ってきましたがロープウェイが怖くて目を閉じて乗っていました。

さて、今回も小樽の難読地名シリーズです。
今回は少し意地悪に感じるかもしれませんがご容赦ください。
では早速、今回ご紹介するのは・・・

『於多萌』です。
※正解は下部に！！！

こちらの於多萌、実は現在は漢字表記の看板はあまり見かけません。
カタカナ＞ひらがな＞漢字
くらいの比率だと思います。
小樽民も漢字表記はあまり見かけないので前置きで「意地悪に感じるかも」と書きました。

こちらの於多萌、小樽市街から北西に位置し地域内に駅は存在しないためバスや車で向かうのが一般的な交通手段です。
於多萌の代名詞的な存在といえば、『遊園地』ですね。『於多萌』が読めていない人も、「小樽の遊園地」と聞けばピンときて読みかたがわかったかたも多いのでは？

そう、『於多萌遊園地』です。残念ながら既に存在しない遊園地です。
1936年に開園し1952年に主要施設が全焼、閉園となりました。

一大リゾート施設として当時は話題を呼び多くの人で賑わったそうですが、度重なる事故や戦争、災害などが続き16〜7年で閉園し、資料や関係者も少なく、現在は土砂崩れのため安全の保障がないため立ち入り禁止になっていることから謎が多く、幻の遊園地と言われています。

一際話題になったのは、絶景を楽しみながら食事ができる高級料亭『竜宮閣』です。
竜宮閣は断崖絶壁、というより崖から建物のほとんどが出た状態で建てられています。
しかも、設計図もないまま作られたそうです。
建築作業中には大工さんが墜落死したという記録もあるんだとか。（高所恐怖症の僕には恐ろしすぎます）

そんな於多萌遊園地、現在では陸路で向かう手段はありません。
土砂崩れや安全確保ができないため通行止めです。
どうしても見たい方は船に乗って海から遠目に眺めることしかできないです。残念ですね。

さあ、そんな於多萌ですが読み方はわかりましたでしょうか？

正解は・・・

『オタモイ』です。

意地悪をしてしまってすみません。。。現在漢字表記が使われているのは於多萌トンネルくらいだそうです・・・。次回は意地悪ではない地名を出します！！