こんにちは、朝ご飯は米派！フロントの高橋です。

当ホテルの朝食は『ハイティースタイル』と銘打って1階レストランTHE BALLにて提供しているのですが、そもそも『ハイティースタイルって何？』と思う方々のために今回はハイティーとは何か？また、アフタヌーンティーと何が違うのか？を解説していきます。

アフタヌーンティーは日本で流行したこともありイメージしやすい人も多いと思います。
午後にお菓子と紅茶を楽しむ。みたいな形を想像しますよね。
これに少し補足をすると・・・

時間帯は14時〜17時くらいに居間の低い『ローテーブル』でイギリスの上流階級の貴族たちが嗜む娯楽としての側面が大きい文化です。

これに対して『ハイティー』ですが、時間帯は17時以降で、食卓の『ハイテーブル』でスコットランドの労働者階級が紅茶と共に食事として楽しむ文化です。お菓子ではなく肉や魚料理、メインのものが並びます。

元々紅茶は高級な嗜好品だったため貴族だけが楽しめるものでしたが、産業革命後は労働者階級にも紅茶が普及しました。ですが、朝から夕方まで働いている労働者たちには貴族のような『午後15時頃の優雅な時間』は作れませんでした。
そのため、17時以降の夕食としてメインの料理と共に紅茶を楽しむのです。

当ホテルのハイティーは時間帯が朝ということ、お菓子ではなく食事を提供していることからハイティー『スタイル』という名称になっています。

小樽らしい海鮮は並びませんが、築90年以上の建物でステンドグラスに囲まれながら召し上がるのにピッタリのラインナップになっています。

当ホテルへお越しの際は、是非朝食付きのプランも検討してみてくださいね！