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    恵比須島の伝説

    更新 : 2023/6/14 15:39

    こんにちは、今回は以前『札幌→小樽 電車移動のススメ』にてご紹介した、「恵比須島」にまつわるいくつかの伝説についてお話します。

    この恵比須島は張碓地区にある巨岩のような島で、札幌小樽間を走る函館本線からの眺めがとても素敵なスポットです。また、小樽市の市鳥アオバトが飛来する場所としても知られています。

    そんな恵比須島、まず最初にご紹介する伝説は

    【張碓のアオバト】
    なんでも反対の事をしていた子供のアオバトがいた。親が死ぬ時「墓ではなく川のそばに埋めてくれ」と頼んだ。親バトは、そう言えば反対側の山に埋めると思ったからだ。
    しかし子バトは最期くらいは親の言うことを聞いてやろうと思って川のそばに埋めた。雨が降る季節になると、親が流されないようにマオーマオーと鳴く。
    というものです。いつ頃から伝わる話かわかりませんが、昔話っぽくていいですね。

    お次に紹介するのは

    【ピリカメノコ】
    若者がアイヌのピリカメノコ(美人の娘)と恋仲になり嫁入りすることになった。が、若者は戦争に行ってしまう。ピリカメノコは毎日張碓の海岸に出て帰りを待ったが、若者が帰ってくることはなく、ついに入水して死んでしまう。このピリカメノコが、若者と別れた初夏になるとアオバトに化身してワウワウと鳴くというのである。

    他にもいくつかの伝説が伝わりますが、どれも悲しいお話ばかりなのが気になるところです。
    思い返してみれば、義経にまつわる神威岬のお話も悲しい話でしたね。
    悲劇のほうが後世に伝わりやすいのでしょうか?
    たまには楽しくなるような言い伝えも読んでみたいものです。
    もし小樽に伝わる楽しい伝説を見つけたらみなさんにもご紹介しますね。

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