宿番号:350718
プレジデントホテル水戸のお知らせ・ブログ
フロントくま支配人のひとりごと… 「ホテルの仕事」
更新 : 2009/3/1 2:09
こんにちは!フロント支配人コケ玉くまです。
今日から3月突入。水戸の梅まつりも好調で、本格的な春到来です♪
ロビーに飾った雛人形も、お客様にご好評をいただき大変嬉しく思っております。
さて、先月、ホリデイ・イン水戸には一人の研修生が来ていました。
“異業種体験”として、約10日間ほど、ホテルの仕事の体験をしました。
フロント、予約管理、客室清掃・ベッドメイク、レストランサービス、
広報、HP管理、駐車場業務、人事、経理・・・、ホテルの仕事は様々。
接客から裏方業務まで、様々な研修を行いました。
社会人になると、他業種を体験できる機会はほとんどありません。
私たちとしても、他の職種の方と交流する機会は少ないので、
非常に良い経験になったと感じています。
研修を経て、彼女からたくさんの感想をもらいましたが、
私たちとしても、普段心掛けていながらも忘れがちなことを教えてくれたように感じました。
その中で、私の心に響いた言葉、それは「サービスに限界はない」。
マニュアルに捉われることなく、サービスを作り出すために自分たちができることは
多々あり、ホテルスタッフがそれを当然のように実践していること、
そこに感動したと言ってくれました。
そんな言葉をもらって、とても嬉しく思いました。
しかし、その反面、サービスが日常業務になってしまいがちで、
何か忘れがちなことがあるかもしれない・・・私たちはそれではいけない、
そう感じて、自分の仕事を見直すきっかけをもらったように感じました。
サービスは、“業務”ではなく“おもてなし”。心から生まれるものです。
彼女からの数々の感想に、非常に感銘を受けました。
その言葉に感謝し、私たちもより良いサービスを提供できるよう努めなければ、
そう感じさせてくれました。
私も、数年前、研修に出たことがあります。
行き先は、長野県の旅館。仲居とフロントを経験させてもらいました。
旅館では、「いらっしゃいませ」の一言からとても感動。
旅館とホテルは同業者でありながら、心打たれる場面が多々あり、
非常に良い経験をさせてもらいました。数々の場面で“日本の心”を感じました。
自分たちで限界を設定してしまうことなく、
より良いホテル作りを目指して何ができるか、何をすべきか、
試行錯誤、日々精進・・・そんな心を忘れずにいたいと改めて思いました。