宿番号:350718
プレジデントホテル水戸のお知らせ・ブログ
黄門さまの豪華な別荘!?
更新 : 2012/6/14 10:02
みなさんこんにちは☆
プレジデントホテル水戸
インターネット販促担当のゆりまめです。
今日はひたちなか市にある隠れスポット(?)
湊公園内の、市指定史跡に指定される、『い賓閣跡』をご紹介します。
『い賓閣』とは水戸藩の迎賓館で、水戸藩第2代藩主徳川光圀の命により元禄11年(1698)に建てられた水戸藩別邸です。
建坪300坪以上,28部屋,高低層の構造であったといわれていましたが、元治元年(1864)の騒乱で焼失してしまいました。
湊御殿とも呼ばれ、現在は湊公園として親しまれています。
公園内にある平面図をみても、非常に立派な建物であったことが伺えます。
「い賓閣」復元を期待してしまいましたが、そう簡単じゃないですよね(^-^;A
また、公園内には立派な松が植えられており、
これらは、い賓閣の庭に徳川光圀公が須磨明石(兵庫県明石市)から取り寄せ植えた、枝ぶりの見事な黒松で、現在12株が残っています。
こちらも「湊御殿の松」と呼ばれ、市指定天然記念物に指定されています。
公園の高台からは、海の方向に海門橋が見える絶景でした♪
この海門橋、与謝野晶子が3代目の橋を短歌で詠まれ、
小山いと子の小説「海門橋」では4代目の橋が描かれており、
その碑が海門橋の見えるこの公園内に立っています。
是非、近くにある「那珂湊反射炉跡」とともに、
那珂湊の歴史に触れてみてはいかがでしょうか?