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熱海温泉 RelaxResortHotel リラックスリゾートホテルのお知らせ・ブログ
熱海のお花〜ジャカランダ〜
更新 : 2014/5/24 13:50
南米産のノウゼンカズラ科の「ジャカランダ」。
紫色の花をブドウのように房状に咲かせ、葉の緑と花の紫がとても美しい落葉高木です。
熱海市には、国道135号沿い(東海岸町「お宮緑地」〜渚町「親水公園」間の歩道)に26本あり、 毎年6月に開花しています。このほか、平成24年〜平成25年の2ヵ年で、 東海岸町のサンビーチ前に広がる「お宮緑地」をジャカランダで再整備します。この「ジャカランダ」、日本での花期は6月と言われています。
気候の関係で、本土で(露地植え)花が咲くのは大変珍しく、 熱海でも全く開花しない年もありましたし、6月だけでなく9月にダブル開花することもあります。
開花した年も全ての木が花をつけるわけではなく、数本のみだったり・・・今まで一度も咲いていない木もありました。 本当に「気まぐれ」な木なんです!
今季はどのくらい咲くでしょうか。ちなみに今現在は、ツボミが出始めています。
【ジャカランダ】
●位置づけ
世界3大花木(カエンボク・ホウオウボク・ジャカランダ)の一つ。
●形質
ノウゼンカズラ科の落葉高木〜低木。葉は優美なシダに似た2回羽状複葉、花は藍色または青紫色が基本で、ピンクや白色もある。落葉だが春先まで葉を着けることが多い。
●原産地
南米の熱帯〜亜熱帯地方原産で約50種が知られる。
●分布
世界の熱帯、亜熱帯の乾燥地帯を中心に栽培される。国内では関東南部〜沖縄まで栽培事例あり。
●生育環境
凍障害を受けない温暖な土地で、かつ日照の多い比較的乾燥地を好む。
●開花特性
国内では花より葉が先行して出芽する。花数も相対的に少ないため樹冠全体が花で覆われることは少ない。
【ジャカランダの木がある場所】 (平成25年6月現在、新たに植樹されたもの以外)
●お宮緑地内(国道135号沿い・サンデッキ横)・・・10m程ある高木1本と、3〜4mの木が3本
●国道135下り沿い(ジョナサン(ファミリーレストラン)〜親水公園イベント広場前)・・・5〜6mの木が22本