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熱海温泉 RelaxResortHotel リラックスリゾートホテルのお知らせ・ブログ
■お宮の松/貫一・お宮の像
更新 : 2014/6/1 12:46
熱海の代名詞といえば、小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)に登場する 主人公「貫一とお宮」そして「お宮の松」です。
観光写真スポットでもあるこの場所は海岸の国道沿いにあり、多くの人が訪れます。
初代「お宮の松」は、昭和初期まで「羽衣の松」と呼ばれていましたが、 大正8年8月「金色夜叉」を記念して、尾崎紅葉の弟子:小栗風葉の句碑 「宮に似たうしろ姿や春の月」を建立したことから、 いつしか「お宮の松」と呼ばれるようになりました。
しかし、この「お宮の松」は、台風による護岸の破壊や自動車交通の発展から道路拡幅が行われ、 道路中央に松が位置することから海側の枝が切り落とされ、 その後、道路舗装や自動車の排気ガス等の影響により次第に衰えてしまったため、 ついに昭和41年11月17日、現在の「お宮の松」を二代目として植栽しました。 (当時の「熱海ホテル」より寄贈)
二代目の松も道路舗装や自動車の排気ガス等の影響により「松の葉の先が黄色くなる」 「枝枯れが目立つ」「根の一部が枯れる」などの症状を見せていたため、 熱海市では平成10年度より3年計画で樹勢活性化作業を行いました。
「新生・お宮の松」は以前よりやや高めに土盛りした斜め後方に移し変えられ、 土部には、マンリョウやツワブキ、ハマギクなどを植え込み、隣には自然石を配するなど、 日本庭園風に“お色直し”をしました。
昭和61年1月17日、熱海ロータリークラブが「貫一・お宮」の銅像(舘野弘青作)を建立しました。
住所/熱海市東海岸町(国道135号 下り車線沿い)
電話/熱海市観光建設部 都市整備課 公園緑地室0557-86-6218
※見学自由
交通/
・熱海駅より徒歩にて約15分
・熱海駅より「熱海港」方面行きバスにて約5分→「お宮の松」下車
駐車場/なし(裏手に市営有料Pあり)