洞川で一番の紅葉を目の前に。レトロな湯宿 丸文より
更新 : 2025/11/6 12:01
こんにちは。湯宿 丸文です。
秋が深まり、洞川の山々がいよいよ紅葉に包まれてきました。
朝晩の空気がひんやりと澄み、川面には色づいた葉がゆらりと流れます。
丸文は、昔ながらの木造建築がそのまま残るレトロな温泉宿。
赤いじゅうたんの廊下に、ケロヨンの洗面桶。
どこか懐かしい雰囲気に包まれた館内は、まるで昭和の映画のワンシーンに迷い込んだよう。
静かな時間がゆっくりと流れます。
女将は八十歳をこえるおばあちゃん。
いまは宿の仕事から少し離れ気味ですが、そのやさしい笑顔は、丸文の“顔”としてお客様をお迎えしています。
お客様が美味しかったよとお声をかけてくれることの多いお料理は
地元の山菜や川魚、季節の野菜を中心にした献立は、どれも素朴でやさしい味わいです。
気取らず、飾らず、でも温かい──そんなおもてなしを大切にしています。
もうしぐ新メニューも登場する予定です。
そして、丸文の自慢はなんといっても“窓からの景色”。
川側のお部屋からは、川向かいに広がる見事な紅葉が目の前に。
龍泉寺の塀越しに赤や黄の葉が重なり合う光景は、洞川でもいちばん美しいのではないかと思うほどです。
朝のやわらかな光に照らされる紅葉も、夕暮れに染まる山の色も、それぞれに趣があります。
部屋の窓を開け、川の音を聞きながら紅葉を眺めていると、時間を忘れてしまうほど。
昔ながらレトロ感ある温泉はこじんまり感が心地よい空間。
タイルの湯船にそっと身を沈めれば、外の冷たい空気と湯の温かさが心地よく交わります。
どこか懐かしくて、また帰りたくなる──そんな宿を目指しています。
丸文は、冬季(一月・二月)は休館予定ですが、
春にはまた、桜とともにお客さまをお迎えします。
いまは紅葉の見頃真っ只中。
秋の洞川をゆっくり楽しみながら、春のご予約もぜひお早めにどうぞ。
皆さまの“心がほどける時間”を、湯宿 丸文でお過ごしいただければ幸いです。
洞川温泉への道中(温泉街まであと車3分)の「あぶトンネル」付近の11月6日現在の色付き具合です。洞川温泉街より若干紅葉のすすみが遅い場所になりますが美しいグラデーションが見られるようになりました。
洞川温泉街は見頃を迎えております。
一番のおススメ、当館川向いの紅葉の大木はまだ色付き始めです。
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