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会津の海「猪苗代湖」湖水浴 @
更新 : 2025/8/3 13:57
(写真:猪苗代湖 青松浜)
「会津の海」 日本で4番目に広い猪苗代湖は地元でそのように呼ばれます。
天を映す鏡として、天鏡湖とも呼ばれることも。
第三紀末から第四紀初めの地殻変動によるものとされ
約9万年前と5万年前の磐梯山火山の火砕流や泥流で
河川が堰き止められたことで現在の猪苗代湖を形成したと言われています。
また、湖面の標高は514メートルで、全国でも有数の標高の高い湖です。
波が落ち着いている湖の南側(通称、湖南)の浜はとても綺麗で
売店などの娯楽施設は一切ないのですが
その分、静かで美しく、ゆっくりと自然に触れ合うのにとてもおすすめです。
猪苗代湖に昔からすんでいた川エビが、
湖水の水質悪化により、一時的に見られなくなっていましたが
近年の有志活動により、湖水の浄化が進み、また見られるようになりました。
手で簡単にヒョイっと捕まえられるので
こどもたちは楽しそうに捕まえていました。
多くの湖水浴場は浅瀬が続き、小さなこどもも安心して遊べます♪
潜るとすぐに魚も泳いでいて、
深さが増すごとに魚の大きさも大きくなっていきます。
シュノーケルや水中観察できるバケツがあると楽しみも10倍に♪
猪苗代湖の白浜は、石英が混じっている白浜です。
よく見てみると、多面体の美しい石英がたくさん♪
(浜によって大きさが異なるようです)
また、今年7月15日(火)に、「猪苗代湖」が、ラムサール条約湿地に登録されました!
ラムサール条約とは、​正式名称を
「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」
といいます。
ラムサール条約は、昭和46年にイランのラムサールという都市で
開催された国際会議で採択された、湿地に関する条約で、
水鳥の生息地としてだけでなく、私たちの生活を支える重要な生態系として、
幅広く湿地の保全・再生を呼びかけており、
地域の人々の生業や生活とバランスのとれた保全を進めるために、
湿地の賢明な利用を提唱しています。
現在、国内で54ヶ所が登録されていますので
耳にしたことがある方も多いかと思います。
猪苗代湖は面積が広く水深も深いため湖全体の水温は冬期でも下がりにくく、
全面凍結しない不凍湖であることから、ハクチョウ類やカモ類にとって
重要な越冬地となっています。
つづく
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