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秋田温泉さとみのお知らせ・ブログ
東北三大桜名所 北上展勝地
更新 : 2009/4/13 19:14
いよいよ北東北でも桜のシーズン!旅行会社さんでは“みちのく三大桜名所見学ツアー”が売り出されています。みちのく三大桜名所とは青森県の弘前、秋田県の角館、岩手県の北上展勝地のことをいいます。
当館へもたくさん三大桜名所見学ツアーのお客様がいらっしゃいますので、今回は「北上展勝地」のご紹介です。
北上市、北上川沿い2キロにわたり、樹齢80年を越す桜並木が続きます。桜のトンネルは圧巻です。
大正9年(1920)、元黒沢尻町長の故沢藤幸治氏が発起主催となって民間団体「和賀展勝会」を設立し、桜の植栽事業を行い翌10年に開園しました。
北上川の洪水など被害に見舞われましたが、80年余りの間、地域住民の熱意に支えられ、今日のような桜の名所となっています。
展勝地という名称の由来は、沢藤氏の親友風見章氏が事業団体の名称を「展勝会」と命名したことと陣ヶ丘からの眺めがすばらしいところから展望のきいた名勝・景勝の地という意味で名づけられました。
展勝地公園の敷地約293ヘクタールには、4月中旬から5月上旬にかけてソメイヨシノやベニヤマザクラなど約1万本の桜が開花します。5月中旬になると、桜と入れ替わるように紅白のツツジが咲き誇り、また同じ頃、極楽寺への参道は桃の花に彩られます。
本日4月13日の写真です。今日現在まだ【つぼみ】ですが、いつ咲いてもおかしくないくらい膨らんでいます!
4月18日から5月5日までは北上展勝地さくらまつりが開催されています。
平成2年 「さくらの名所100選」認定
昭和62年 建設省ふれあいの並木道30選で「手づくり郷土賞」受賞