京都を訪れるなら、ぜひ足を運びたいのが清水寺です。778年に創建されたこの古刹は、長い歴史とともに多くの人々の信仰を集めてきました。中でも有名なのが「清水の舞台」。本堂の懸造（かけづくり）と呼ばれる構造は釘を一本も使わずに組み上げられ、眼下に広がる京都市街を一望できる絶景スポットです。

春は桜、夏は青もみじ、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然が舞台を彩り、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。夜間特別拝観ではライトアップされた幻想的な姿も楽しめ、まさに「何度でも訪れたくなる」場所です。

境内には音羽の滝や地主神社など、恋愛成就や健康祈願にご利益があるとされるスポットも点在。参道の「清水坂」には土産物店や甘味処が並び、散策も楽しめます。

東急バケーションズ京都からは神宮道を南に向かって歩くと青蓮院や知恩院、更にねねの道の石畳から二寧坂・産寧坂を抜けて清水寺に至ります。東山・祇園エリアの人気スポットを一度に楽しめる人気ルートですが途中から上り坂となりますので、逆に清水寺から平安神宮方向への散策がおすすめです。

また、8月初旬には西門から見える景色の真ん中あたりに夕日が沈む時期となり、
逆光の西門が額縁の様に京都の夕景を切り取る美しい光景が見られます。
通常の閉門時間は18:30なので慌ただしくなりますが、時期を少しずらして夏の夜間特別拝観の時期は夕景もゆっくりと楽しめます。

訪れる度に四季折々の美しさと歴史を感じる京都に、ぜひお出掛けください。