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台風、ハリケーン、サイクロンの違い
更新 : 2018/10/29 17:05
こんにちは 瀬長島ホテル施設管理課 宮良です。
前回10月14日のブログで「今年の台風はもう打ち止めと言って良いかもしれません」と述べましたが、なんと!まさかの...、
22日に台風26号が発生しました。今のところフィリピンに向かって西に進んでいますが、香港の南東辺りで急に曲がっている
進路予想を見ると、もしかして沖縄方面に来るんじゃ...、とちょっと心配になります。
さて、「台風(タイフーン)」もあれば「ハリケーン」や「サイクロン」というのもよく耳にしますが、その違いは何でしょうか?
台風、ハリケーン、サイクロンはいずれも勢力が強くなった熱帯低気圧のことですが、それらの違いは、発生した場所です。
熱帯低気圧は、熱帯の赤道付近で発生します。赤道付近の海面温度が高く、強い上昇気流が起こり、貿易風によって、強い風が中心に向かって吹く低気圧が発生します。
これが熱帯低気圧であり、そのうち勢力が強いものが、場所によって、台風、ハリケーン、サ
イクロンと呼ばれ、暴風、大雨などの災害を引き起こします。
台風、ハリケーン、サイクロンは発生地域で分類されますが、例えばインド洋で発生したサイクロンが東経100°線を超えて太平洋まで移動して来た場合には、サイクロンから台風に名前が変わります。同様にハリケーンが東経180°線を超えてきた場合は台風に名前が変わります。
極論を言えばハリケーンでも台風でも、一定の地域を超えれば名称が変わるのです。
24号の接近時、初の停電に見舞われた瀬長島。現在「猛烈な」台風26号が来ないことを願うばかりです。