松の内も過ぎ、寒さがきびしくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は願いことが1つだけ叶うと言われている「鈴虫寺」をご紹介いたします。

こちらのお寺の境内では、秋だけでなく四季を通じて鈴虫の音色を聴くことができるため「鈴虫寺」の名で親しまれているお寺ですが、正式な名称は「妙徳山 華厳寺」といいます。

華厳寺は江戸時代中期の享保8年（1723）、華厳宗の再興のために鳳潭上人によって開かれ、現在は臨済宗に属する禅寺となっています。

鈴虫寺の魅力である内の1つは”鈴虫説法”という和尚様より、堅苦しくなく笑いが起きたりする巧みな話術で説明をしていただけるので、リラックスしてお話しを聞くことができます。

また、禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づいた考えとしてお茶とお菓子を用意されています。
鈴虫説法を聞いた後はお守りなどを授与所で授かることが出来ます。
それを持ちながら山門脇にいらっしゃる幸福地蔵様に名前、住所、願い事1つだけを心の中で唱えればご利益があるという言われがあります。
お守りの中には幸福地蔵様のお姿が入っており、持っている人を守ってくださるため、常にお傍に身につけてください。

普通、仏様は皆”はだし”ですが、「幸福地蔵様」は日本で唯一、わらじを履かれています。
これは、お地蔵様が皆様の所まで願いを叶え、お救いの手をさしのべるために、歩いて来てくださるからなのです。
このように、ご利益がある事で有名な鈴虫寺へ、ぜひ皆様も一度訪れてみてはいかがでしょうか。

※ご旅行の際は、マスクの着用、手洗い・消毒、混雑を避けた少人数での行動など感染症対策に十分ご配慮ください。

※新型コロナウイルス感染拡大防止等の理由により、拝観時間等に変更が生じる場合がございます。お出かけ前に最新の公式情報をご確認いただきますようお願いいたします。

妙徳山 華厳寺【鈴虫寺】
所在地　京都府京都市西京区松室地家町３１
電話番号　（075）381-3830

●ホテルからのアクセス●
当ホテルから四条烏丸より京都バス【73】に乗車 (四条烏丸バス停まで徒歩約15分)
→ バス乗車時間約45分
→「苔寺・すず虫寺」下車徒歩約3分

●拝観時間●
午前10：00〜午後5：00（最終受付　午後4：30まで）

ひとつだけ願いを叶えに来てくださる、お地蔵様

お地蔵様が、いつもそばで守ってくださるお守り