杉養蜂園さんが道後温泉商店街にオープンされました。

店内に足を踏みいれるとそこには純粋はちみつ・果汁蜜・漬け蜜・ローヤルゼリー･プロポリス等バラエティーにとんだ、たくさんの種類の製品が明るい店内に所狭しにたくさん並んでいます。スポットライトに当たった蜂蜜瓶はそのひとつひとつが、黄金の宝石のようにとても明るくきらきら輝いています。
創業半世紀以上の杉養蜂園さん。創業者杉武男氏が養蜂の基礎から学ばれ故郷熊本で３箱の巣箱から養蜂を始められ、現在の杉養蜂園を設立されました。杉氏は、「美味しいハチミツを皆様に食べて頂きたい」それだけをご念頭に、ひたすら試行錯誤を重ね蜜蜂の飼育法から蜂産品の採取方法まで、手を抜かずご自分の納得できる方法を編み出していかれました。そして、現在は地元熊本をはじめ、北海道、東北まで採蜜を行い、製品化、販売をされています。

訪れた店内で、アカシア蜜・みかん蜜・菩提樹蜜等の香り豊かないろいろな種類の蜜を少しずつ試食させていただき、どれも濃厚な味でそれでいてさわやかなどこか花の香りがするようなとても甘くておいしい蜂蜜でした。
店員さんが教えてくださったのは「混じりけのない純粋な蜂蜜は、気温が下がると白く結晶する場合がありますがブドウ糖の割合が多いと結晶しやすくなるそうです。そうなった場合そのままでもおいしく召し上がれますが、お召し上がりの分だけ約40〜42℃の湯せんにして下さい。」と、そう教わりました。
以前飛行機の客室乗務員さんの著作された本に蜂蜜のことが書かれてありました。インド人客室乗務員さんは、どんなフライトにもマイ蜂蜜を持ち、昔から伝授されてきたお湯で割って飲むというこの方法を続けておられるそうです。そうすることで腕や手、顔、全身の肌がとてもきれいに保たれているそうです。天然の蜂蜜には殺菌作用があり、また肌にもうるおいやつやを出してくれそう。
私も普段のどを使う仕事を続けているため試しにそれからときどき続けています。特に冬の乾燥期には、効果テキメンです。また一杯の蜂蜜湯を飲むことで疲れもふっとぶようです。今回、一瓶購入してまいりました。さっそくお味見。美味しい蜂蜜、これから毎日少しずついただくのがとても楽しみです。みなさまも、道後商店街をおたずねの際には、温泉駅前商店街入口から数メートルすぐ右側のお店、ぜひお勧めです。