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ホテルアービック鹿児島のお知らせ・ブログ
関吉の疎水溝
更新 : 2015/7/16 3:56
前回に引き続き今回も鹿児島の近代化遺産を紹介致します。
関吉の疎水溝とは・・・
鹿児島市北部の関吉の疎水溝は、集成館事業において溶鉱炉の水車ふいごなどで必要な動力を
磯地区に引き入れるためのものです。
本来は1722年(享保7年)ごろに仙巌園に水を引き込むために造られたものを、
斉彬が改修して再利用したと言われています(p^ω^q)
鹿児島市上川町にて稲荷川から溶結凝灰岩の上に水路を引き、磯まで約8km続いています。
その緩やかな傾斜角度は当時の高度な技術を証明するものでした。
2003年(平成15年)に鹿児島市の史跡に指定され、2012年(平成24年)には
「旧集成館 附寺山炭窯跡 関吉疎水溝」として国指定史跡になりました。
現在も一部は水田の灌漑用水として利用されています(`・ω・´)!
◆アクセス
・JR鹿児島中央駅から南交通緑ヶ丘団地線バスで30分
→下田下車、徒歩12分