宿番号:356061
木もれびの宿 ふるさとのお知らせ・ブログ
アーティスト☆彡
更新 : 2018/10/10 9:26
おはよう御座います(^U^)
先日ノーベル医学生理学賞が決まった京都大の【本庶 佑】特別助教授が世の人々へ明るい希望の光をもたらして下さった事にも感謝しながらニュースを聞いておりました。
先日、箱根湯本の国道1号線沿いの少し奥まった寄木細工のお店へお邪魔させて頂き、箱根の伝統工芸品として200年の歴史が御座います寄木細工についてお話を伺う事が出来、大変お勉強になりました!
寄木細工の作品の種類は【無垢】と【ズク】と【木象嵌】と呼称される表現の作品が御座います。
【無垢】は、木片を組み合わせた木材・寄せ木を作り、其処から直接形を削り出す技法で丸みを帯びた形等、より自由に形作り出来るといった利点が御座いまして、自然を感じられる魅力が御座います。
【ズク】は、寄せ木を組み合わせて接着した種木を作り、それを1枚の神の様に削った物や、小箱等に貼り付けた製品等が御座います。
【木象嵌】は、種々の天然木材を用いまして絵画や図柄を表現する木画技術です。此方の技術は小田原・箱根地方では明治中期頃新しく開発された糸鋸機械にミシン鋸を着装し、台板に画いた模様にそって挽き抜いた模様材をはめ込んで絵画や図案を作成する技法で御座います。キャンパスとなる板に写し描き切り取り木片をはめ込みを繰り返しながら1枚の絵にしてゆき、木画は薄く削られ板に貼られ額装され完成となります。
寄木細工には様々な模様が有り由来が在ります。例えば麻の葉のモチーフには、麻は成長が早く逞しい事より子供の健やかなる成長への願いが込められた縁起物との事です☆彡
けして、高価だからといって良い物とは限らないし、例え安価な値が付けられた商品であろうともその商品に対する価値はお客様が決める物なのかもしれません。
ご自身の手で触れて眺めたりしながら作品に触れて感じるものがあったり、心惹かれる物と出逢えたのならきっとご縁なのかもしれませんね☆彡
職人さん方が一点、一点、渾身の思いを込めて手作りされる温もりが其処に宿り、一点として同じ柄は産まれない唯一無二の作品達が誕生されるのです。それって無限の可能性が広がっておるし、天然の木から彩る自然のお色味から引き出されて生まれる色彩感は、とても柔らかい美しさを感じました。店内の額に飾られていた淡くて白い大きな椿の絵と、寄木の箱のゼンマイ式オルゴールが私は素敵だなと思いました♪
本日も皆様いい1日を♪(^U^)b
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