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木のぬくもり、葉のやさしさ 葉渡莉のお知らせ・ブログ
目で見ても楽しい、6月のお料理ご紹介♪
更新 : 2014/6/16 17:35
こんにちは、ブログ担当飯村です。
梅雨入りした北陸ですが、ここ数日は雨もそんなに降らず、
でも蒸し蒸しした暑さが続いております。
さて、当館葉渡莉のお料理は、月ごとに献立を変えております。
そのときの季節を反映したお料理は、味はもちろん遊び心も加えた、
料理長珠玉の1品ばかり。
写真は、今月の前菜の一例です。
手前から加賀太胡瓜のすり流し、雲丹釜に、
奥は今が旬の鱧の落としと岩もずく。
三方(奥の木の台です)の上に乗っているのは、
鯛の柿の葉寿司、鴨の卯の花ケンチン、沢かにのから揚げ、
そして空豆カエル。
加賀野菜の1つである太胡瓜のすり流しは、
柚子と紫芽と呼ばれる赤ジソの芽を香りに。
雲丹釜には、湯葉豆腐にえんどう豆のソース、一番上の雲丹には
銀箔(金箔ともに石川県が生産日本一です)をあしらっています。
「梅雨の時期の雨を飲んで大きくなる」とも言われている鱧は湯引きにし、
みょうがや梅などの薬味でさっぱりと。
柿の葉寿司は、鯛や鯖の押し寿司を柿の葉で包んだ、
夏の時期に作る石川県の郷土料理です。
この中で個人的に気に入っているのが、
三方の上にちょこんと座っているカエルの形をした空豆。
ちゃんと身体の線も入っており、ちょんちょんと乗った黒胡麻の目が
何とも愛らしくて、料理長から紹介されたとき思わず
「料理長って、絶対『キャラ弁』得意ですよね!」
と本人に言ってしまったほどです(料理長ごめんなさい)。
実際、キャラ弁も経験済みだそうですが・・・(笑)
加賀の郷土色、旬、季節をふんだんに織り交ぜたお料理は、
当館が自信を持って皆様におすすめするポイントのひとつ。
目で見て楽しく、食べて美味しい、
葉渡莉のお料理をぜひ味わいにお越しくださいませ!
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