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マフラーやコートが欠かせない季節となりましたね。
ハロウィンも終わり、残すビッグイベントはクリスマス…
いや、11月は「ボージョレー・ヌーボー解禁日」があります！！
毎年盛り上がりを見せるこのイベント、楽しみにしてらっしゃる方も多いのでは無いでしょうか？
本日はそんなボージョレー・ヌーボーについて小話を…

★そもそもボージョレー・ヌーボーって…
フランス、ブルゴーニュ地方の南にあるボジョレーという地区でその年に収穫された「ガメイ種」というぶどうを使って造られたフレッシュ（ヌーボー（nouveau））なワインのこと。
このワイン、毎年盛大に売り出されるためさぞ美味しいのかと思いきや、飲んでみてがっかりした・・・という経験をお持ちの方も多いようです。それもそのはず、もともとボージョレー・ヌーボーは、その年に収穫されたぶどうの出来を確認するための試飲酒なのです。炭酸ガスを注入する「急速発酵」技術を用いて数週間で醸造されるため、深味のない軽い味になるのです。
一方で、フルーティで飲みやすく口当たりが良いので、初めてワインを飲む方や気軽にワインを楽しむ方には好まれるため毎年人気が上がっています。

★解禁日
現在、ボージョレ・ヌーボーの解禁日は毎年11月の第3木曜日。
2016年は11月17日ですね！
解禁日が決められたのは1967年と、比較的最近こと。それまでは各製造所がバラバラに出していましたが、我先にと競争になり質の悪いボージョレー・ヌーボーが出回ってしまい、解禁日を定めることになりました。この解禁日も実は一番最初は11月11日で、それが諸事情（文字数制限の関係で省かせて頂きます…）で、11月15日に変更されました。しかし！解禁日を固定してしまうと年によっては日曜日になってしまい、お店や業者が休みなのでせっかくの解禁日に飲めないという事態に・・・。そこで、1984年にフランス政府が解決策として、「毎年11月の第3木曜日」という、変動する解禁日に設定しました。

★飲み方
フレッシュさが特徴のボージョレ・ヌーボーは、冷蔵庫で1時間くらい冷やしたほうがすっきりとお楽しみ頂けます。また、搾りたてを楽しむワインなので、購入後はなるべく早いうちにお飲み頂くことをオススメします。

季節限定のフレッシュな味わい、秋の夜長に楽しんでみては？？